こんなお悩みはありませんか?
・飲食店の新規オープン時の効果的なブランディング手法がわからない。
・新しい飲食店のブランドを認知させ集客を成功したい。
・ウェブ構築、店舗やメニューデザインなどの構築方法を教えて欲しい。
株式会社コメダ様が新たに展開するおむすび専門店「米屋の太郎」様。デザインラボでは、その立ち上げに伴うご提案をご依頼いただきました。ブランドコンセプト設計から店舗デザイン、Webサイト構築、メニューデザイン。さらに包材デザイン、販促ツールまでトータルなブランディングを担当しました。この記事ではデザインラボが得意とする飲食店のブランディング実績をご紹介。「コメダのDNAを受け継ぎながら、新たな食文化を創る」という挑戦の実績をお読みください。
デザインラボのテーマは、クライアント様に寄り添う丁寧なご提案。現在、企業様の抱えているお悩みを「無料にて相談できる」サービスを実施しています。もちろん正式依頼でなく相談のみでもお気軽にどうぞ!
この記事を読んでわかること
- 「集客アップにつながる飲食店ブランディング」とは何か
- 企業理念に基づいた店舗戦略の構築
- ブランドデザインの統一感の重要性
クライアント紹介・課題
「コメダ珈琲店」や「おかげ庵」など、日本全国で親しまれるブランドを展開する株式会社コメダ様。新規事業として着手したのが“おむすび”に特化した新ブランド「米屋の太郎」です。
参入した「おむすび業界」は競合が急増し単なる商品訴求では差別化が難しい領域。加えて、既存ブランドとは異なる飲食形態でありながらも、「コメダ珈琲店発」であることを強みとしてどう伝えるかが課題でした。
クライアント様からは、「おむすび専門店のリーディングブランドを目指す」「コメダ珈琲店らしい“あたたかさ”を新たな形で表現したい」「こだわりの素材と握りたての高品質おむすびを訴求する」という明確な要望をいただきました。
制作の目的・背景
デザインラボでは、単なるデザインではなく「ブランド体験の設計」を重視しました。「心にもっとくつろぎを」。これはコメダホールディングス様が大切にするミッションです。米屋の太郎様のテーマは「日常の中に小さな幸せを届ける」こと。コメダ珈琲店様の想いを受け継いだテーマを体現していきます。まず、デザインラボでは新ブランドでもこの“思いの継承”を軸にしました。そして現代のライフスタイルに寄り添う「新しい日常食体験」を提案しています。
スタート時の店舗の出店は、東京都新宿区、埼玉県川口市とさいたま市。そのため、都心部でのテイクアウト需要や、品質・味への高い要求に応えること。そして素材・調理・空間すべてに“本物志向”を採用することを重視しました。また、厳選された米・水・塩・海苔を使用した握りたてを提供する高品質も訴求の軸です。日本の食文化の原点を、コメダ流の温もりで再構築しました。
また、10年先を見据えた「普遍的なブランド価値」の創造も重要なミッション。ネーミングやロゴ開発も丁寧に設計しました。屋号「米屋の太郎」は、コメダの創業者・加藤太郎氏のエピソードから着想を得ています。米への敬意が込められた屋号を伝えるクリエイティブを提案しました。
制作のポイント
本プロジェクトの核となったのは、「ブランディング全体の統一設計」。
今回デザインラボでは、ブランド立ち上げ初期段階から店舗イメージ、Webサイト、包材、メニュー、サイネージなどすべてのデザイン要素を一貫して監修しました。
ロゴデザインについて
まず、ロゴタイプはコメダ珈琲店のロゴを手掛けた書道家・樽本樹邨氏による書を採用。伝統的な筆致がブランドに重厚感と信頼性を与えます。そして、ロゴデザインからも日本発ブランドとしての誇りを体現しています。
また、ロゴタイプと併せてロゴマークのデザイン提案も行いました。採用されたのは業態がスピーディに認知されるべくダイレクトにおむすび形状の案です。女性に対し敷居を上げすぎない丸みのある構成要素で柔らかさや優しさを連想させます。
店舗デザインについて
店舗デザインは木の温もりを基調に。コメダ珈琲店様の居心地の良さと、米屋の太郎の手仕事感を融合。テイクアウトに立ち寄った瞬間にも心が和む空気感を演出しました。店舗によりベースカラーは異なります。木を象徴的に使うことで、本格派ながらも明るい印象になることを意図しています。
また、メニューやサイネージには素材を活かした撮影画像を使用しています。具材の量とおいしさ、種類にの豊富さなど。メニュー撮影にはお店の自慢となるポイントをしっかり表現しました。「おむすびの持つ豊かさ」を視覚的に伝える構成としました。
提案書内で示したブランドキーワードは「小さな幸せ」「結ぶ」「本物感」。
これらを軸に、物質的な価値だけでなく情緒的な満足感を提供するブランド体験をデザインしました。おむすびを通じて“人と人を結ぶ”、そんなストーリーを空間・ビジュアル・コピーで一貫して表現しています。
ロゴマークのデザインについて
決定された屋号「おむすび米屋の太郎」のロゴタイプは業態がスピーディに認知されるべくダイレクトにおむすびの形状。堂々としつつも女性に対し敷居を高くしすぎない丸みのある構成要素で柔らかさや優しさを連想させる。
成果・効果
ブランド立ち上げ後、「米屋の太郎」一号店は予定通りオープン。
オープン初日からSNSを中心に話題を呼び、「コメダが作るおむすび」「できたての美味しさが格別」といったポジティブな声が多数寄せられました。メディア取材も相次ぎ、地域の注目ブランドとして好スタートを切っています。
また、店舗スタッフからは「お客様の笑顔が多く見られる」「『また来ます』と言われる店になった」という報告も。ブランドコンセプトとして掲げた“日常に小さな幸せを届ける”が、実際のサービス体験にまで浸透している証といえます。
デザインラボでは現在も、店舗展開や新メニューのデザインサポートなど、ブランド成長のフェーズに合わせた支援を継続中です。
担当デザイナーコメント
「『米屋の太郎』は、単なる新ブランドではなく、“コメダの正統なDNAを次世代に継承する存在”として位置づけました。
加藤太郎氏の“米への思い”を大切にしながら、日常の中に幸せを届けるという理念を、デザインを通して表現しています。
今後も『地域に愛され、地域に根付くブランド』として成長していくことを願っています。」
まとめ・お問い合わせ導線
「米屋の太郎」ブランド構築では、コメダ様の理念を丁寧に受け継ぎながら、店舗・パッケージ・Webすべてを通して“幸せを結ぶ”世界観をデザインしました。
デザインラボでは、このように飲食店のブランディングが得意。ブランド立ち上げから運用までトータルで支援するブランディング企画ならおまかせください。
新規ブランドや店舗開発をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
Client : 米屋の太郎様(コメダホールディングス様)
URL:https://www.komeda.co.jp/komeyanotarou/

