今回は現在の新築メインターゲット層「ミレニアル世代」の住宅にフォーカス。

  • 「ターゲットの立て方がわからない」
  • 「若者に支持されるWebコンテンツ・SNSコンテンツやWeb広告の傾向がわからない」

そんな方は必見!本記事を読むことで、ミレニアル世代向けの各種SNS展開のポイントがわかります。是非最後までご覧ください。

ミレニアル世代とは?新築住宅ターゲット層!?

はじめに、ミレニアル世代はY世代とも呼ばれます。Y世代はアメリカで生まれた言葉で英訳すると「Generation Y」です。さらにY世代の前はX世代、Y世代の後はZ世代と呼ばれています。

<アメリカでの主な世代名称>

世代名期間
X世代 1965年~1980年頃
Y世代(ミレニアル世代)1981年頃~1994年頃
Z世代(真のデジタルネイティブ)1995年頃~2010年頃
※表記年は出生年

参考まで……
ちなみに日本で使われてきた主な世代は、下記のような名称です。

<日本の主な世代名称 一覧>

世代名期間
団塊世代1947年頃~1949年頃
断層世代1950年頃~1960年頃
新人類世代1961年頃~1970年頃
団塊ジュニア世代1971年頃~1978年頃
バブル後世代1979年頃~1983年頃
少子化世代1984年頃~1988年頃
ゆとり世代1987年頃~2004年頃
※表記年は出生年

世代の名称は、以外にもたくさんあるんですね。

ミレニアル世代(Y世代)の特徴とは?

さて、現在の新築メインターゲット(住宅市場のボリューム層)となるミレニアル世代。もちろん、次世代のZ世代とともにデジタルネイティブの若者世代です。

そして、以前の世代とはまったく異なる価値観を持つと言われています。さて、ここでミレニアル世代の特徴をまとめてみましょう。

情報取得製品スマートフォン/タブレット端末
出生時期1981~96年
コミュニケーションメディアSNS/ソーシャルメディア。
話題の情報はネットニュースやSNSでチェックする。
特徴・傾向教養が高く、人種の多様性に富んだ世代。仲間意識が強い。
また、活動的でテクノロジーに精通し、社会への問題意識が高い。
働き方出世欲はなく、企業やフリーランスなど独立の意識が高い。
終身雇用にとらわれず、働きやすさやスキルアップを求めて転職。
ライフスタイルアウトドア志向などモノよりコト(体験)や共感を重視。
同時に、モノの所有欲が少ない。
金銭感覚「合理的・効率的」で必要以上にお金を使わない。

このように、世代によって価値の捉え方は日々変化していることがわかります。Z世代も同様ですが、「モノの所有欲」がなく、「反ブランド主義」とブランド品は購入しない傾向にあるミレニアル世代。ビジネス上での立ち回りも世代によって異なってきていますよね。

なお、デジタルネイティブのミレニアル世代は、修正されたコンテンツや偽りのフェイクニュース記事を嫌い、本物のコンテンツを求める世代だと言われています。

そのため、商品やサービスを選ぶ時にコストパフォーマンスやタイムパフォーマンス意識が強いとされています。また、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを求めるため「モノよりコト(体験)」が重視される傾向があります。加えて、SNS等を介して他者から得られる共感を重視することもこの世代の特徴です。

それでは、人生の中でも大きな買い物でもある、家の購入に関してはどのように考えているでしょうか。次の項で考察していきます。

ミレニアル世代の住宅と暮らしに関する意識

さて、ミレニアル世代の「住まいと暮らし」に関する住宅意識や志向はどのような需要や特性があるのでしょうか?続いて、住宅メーカーの研究機関や若年層をメインターゲットとする金融機関の希望物件調査結果などを参考にして、おもな特性をご紹介します。

ミレニアル世代の住宅(暮らしと住まい)に関する事項について。以下に、特徴的な事項をあげてみると

住環境について重視すること・飲食店が多く買い物に便利な立地
・最寄りの駅やバス停から近い都市部
住居について重視すること・内装や外観が自分好みである
・内装や外観が自分で選べる
・住宅の性能が良い

ミレニアル世代は、住宅においてもタイムパフォーマンスが重視されていることがわかります。それに加えて、多様性や共感性を重んじる世代であることから「自分らしさ」にも注視されているようです。

ミレニアル世代に支持される住宅とは?

上記のような特徴から、ミレニアル世代を狙った住宅商品として

  • 定額制商品(企画商品)の充実
  • 家族の趣味のための空間がある住まい
  • ウッドデッキや開放的なリビングのある住まい

特徴を考察した結果から、上記のような企画化・商品化が活発になってきているようです。

また、上の項でも記載した通り「自分らしさ」が重視されるミレニアル世代には、カスタマイズが好きであることから、「カスタムできる」住宅というのも需要が高まっています。アパートやマンションであっても、入居後にユーザーがDIYを見越した物件やリノベーションが可能な物件も大きな注目を集めています。

新築住宅を検討する際のリサーチ方法は?

当然ながら、デジタルネイティブ世代ですので情報の取集はWebやSNSなどデジタル(インターネット)の利用が圧倒的。

そのため、WebサイトやSNSアカウントがおしゃれで見やすく「いいな」と思えるものでなければ、その時点で個々のお気に入りランキング(選択肢)から外されてしまうこともあります。スマートフォンに対応した構成(レスポンシブ対応)であることも、もちろんマストです。

そのためには……
・自社のWebサイトをミレニアル世代が魅力を感じるページにする
・SNSのアカウントをミレニアル世代が魅力を感じるコンテンツに育てていく

ことが何より重要です。

中でも現在は、Instagramからの情報収集がメインストリーム。そのため、不動産・住宅系の企業探しにもリールやライブ機能を活用し、ユーザーと接点をつくる取り組みが積極的に行なわれています。

ミレニアル世代に支持される住宅系Instagramアカウントの育て方

ミレニアル世代が支持する「コストパフォーマンス」を感じられるコンテンツを投稿

【支持されるコンテンツとは】
・内装や外観デザインに共感してもらう
・性能と機能性もしっかりおさえている
・すてきな暮らし方やスタイルが伝わる

【コンテンツに支持が集まる流れ】
コンテンツを閲覧

まず、「いいね」

次に、「プロフィール画面閲覧」~「webサイト閲覧」

そして、「フォロー」(いい ね・保存)

さらに…お家作りの「潜在層・顕在層」になる
御社のファンになる
自分がいいなと思う暮らしやデザインに出会い、お家つくりに対する意欲がどんどん現実的に変化!

このように、いたってシンプルですが上記のように関係性を深く(にエンゲージメントを高める)していきます。そしてさらに、プランをきちんと立て、アカウントとユーザーのファン心理をともに育てていきましょう。

インスタアカウントからの効果が出ない…とお悩みの方へ

”インスタ投稿を工夫しながら努力しているけれど、効果が見えてこない”と言う方へ、朗報です。ミレニアルの「いいね」を増やすために、インフルエンサー活用と言う手があります!

潜在層に向けての認知度アップのために「いいね&フォロワーを獲得キャンペーン」を実施する際などに。インフルエンサーを利用してみてはいかがでしょうか?

インフルエンサーの分類と特徴

SNSインフルエンサーと一口に言っても、フォロワー数などによって大きく4つのカテゴリーに分類されます。

・トップ/メガインフルエンサー
フォロワー数:50万人〜
フォロワー数がもっとも多くリーチ率も高い。しかし、フォロワーが保存などの行動に移すことが平均的に少なく、エンゲージメント率は低い。

・マクロインフルエンサー
フォロワー数:10万人〜
フォロワー数はトップインフルエンサーに比べると少ない。ただ、情報を幅広く伝えるためエンゲージメント率は高くなる傾向がある。

・マイクロインフルエンサー
フォロワー数:1万人〜
エンゲージメント率とリーチ率のバランスがよい。そのため、広告の効果も出やすくマーケティングで起用されることが多い。さらにコストも抑えられる。

・ナノインフルエンサ
フォロワー数:1万人以下
コミュニケーションを頻繁にとるため、エンゲージメント率はもっとも高い傾向。一方で、ターゲットを絞りにくく広告の効果は出にくい。

インフルエンサー検索

「マイクロインフルエンサー」の利用がおすすめ!

このように、マイクロインフルエンサーはそれぞれが得意とする分野やジャンルに特化しています。そして、消費者(ユーザー)に役立つ情報を発信しています。そして、発信する情報やマイクロインフルエンサーのセンスや人間性に惹かれて、多くのフォロワーを獲得しています。

また、マイクロインフルエンサーはフォロワーコメントに積極的に返信したり、フォロワーの投稿に「いいね」やフォローバックをするなどのコミュニケーションをていねいに行っています。そのため、フォロワーはマイクロインフルエンサーに親近感や共感をもちやすく、エンゲージメント率が高くなる傾向があるのが特徴です。

このように、マイクロインフルエンサーの活用はキャンペーンやイベントへの参加促進に非常にマッチする取り組みと言えます。

フォロワー属性の重要性

マイクロインフルエンサーを選ぶ際は、必ずマイクロインフルエンサーのフォロワー属性を確認しましょう。お家づくり・お家での素敵な暮らし方提案などのコンテンツ投稿がメイン、暮らしや住まいの感度の高い投稿が人気、子育て世代のメインフォロワーを多く持つマイクロインフルエンサーなどが、おすすめです。
男女比、年齢構成、居住地域、生活環境、フォロワーのアクティブ時間などのフォロワー属性の調査は非常に重要です。ただ、自社のイメージにマッチする住宅系に強い属性を持ったインスタグラマー探しは、なかなかハードルが高そうですね。

ご相談のみのご連絡も受付中です!

・依頼の仕方がわからない
・料金が高くて手が届かないのでは?
・効果的な利用方法・運用術を教えて欲しい

こんなお悩みでインスタグラマーの利用をためらっているなら、お気軽にでデザインラボにご相談を! もちろん、ご相談のみのご連絡もOKです。
マイクロインフルエンサー活用と相性の良いポスティングチラシとのクロスメディア利用についての事例などもお伝えできます!

デザインラボのインフルエンサーマーケティング

・住宅生活系インフルエンサーとのコラボレーション
住まいや暮らしのカテゴリーに関する情報に特化したインスタグラマーとコラボレーション。そこで、ターゲットとするユーザーへ効果的にアプローチすることができます。自社商品やサービスとイメージが共通するインスタグラマー(インフルエンサー)による、イベントや来場に関する投稿やシェアで関心を集め「いいね」数やフォロワー数をアップさせます。また、いいね&フォロワー獲得キャンペーンの実施にも有効です。

・デザインラボのグループ会社の事例
グループ企業が運営会社の「貼ってはがせる壁紙専門店 カベラボ」のInstagramでも、インフルエンサーとのコラボを実施しています。

参考:賃貸でもできるDIYレシピ|壁紙専門店 カベラボ|公式インスタグラム
https://www.instagram.com/kabelab/

◆デザインラボのインフルエンサーキャスティングでお悩みを解決!

どこよりも簡単に、効果的なインスタグラマープロモーションを実現します。
インスタグラマー(Instagram上で影響力の高い人気の高いユーザー)の一括検索・発注までを完結。属性別・カテゴリ別に検索可能です。その結果、プロモーションしたい商品やサービスにぴったりなインスタグラマーが見つかります。また、対策したいキーワードのハッシュタグにも対応可能です。

・高い宣伝効果
フォロワーが多いだけでPR効果が高いとは限りません。御社の商品・サービス・ブランドに合ったプロモーションに繋がる住宅系インスタグラマーを発見。そして「高い宣伝効果」につなげることを目的とします。

・ご予算にあわせて一括発注
2023年現在の、最新登録リストから、商品・サービスのカテゴリ、年齢、性別など複数の条件から検索可能。御社ターゲットが持つ興味対象や条件・目的にあったインスタグラマーを一括検索できるのが特徴の注目機能です。その結果を反映して、予算に合わせて発注できます。

・検索は無料!
発注するまで何名検索しても基本費用は一切かかりません!加えて、発注にかかる費用も日本国内最安レベル*!気軽にインスタグラマープロモーションを始められます(*当社比)。

はじめての方でもご安心ください!

インフルエンサーマーケティングやインスタグラマーキャスティングの仕組みや利用方法などを、資料を交えていねいにお伝えします。インフルエンサーマーケティングの専門企業ならではの成功事例のご紹介、豊富なノウハウを活かして御社のお悩みを解決します。個別の注意点などもお伝えしますので、お気軽に問い合わせフォームからご相談ください。

集客後の紙メディア制作(パンフレット・DMなど)や顧客化後のフォロー手法(LINEアプリやメール配信を使ったMA展開など)など。もちろん、クロスメディアを交えて継続したご提案も万全です!

<未公開の実績公開、オンライン面談もお気軽に>

また、ホームページでは未公開の実績やリアルな反響などもお伝え可能です。住宅系中小企業のインスタ成功事例なども!お気軽に「資料請求」してください。また、コロナ禍の2021年以降はお電話やオンンライン商談も増加中。リモート面談をご希望の方はお気軽にご連絡ください。

最後に、インスタの利用で留意したいことをお伝えします。情報発信に有効に使えるインスタグラムですが、ルールを守って利用しましょう。

<インスタの利用規約で禁止されている事項>
1.営業行為・スパムの禁止
2.なりすまし
3.アカウント・フォロワー・ユーザーネームの売買
4.禁止事項に触れる写真の投稿
5.詐欺や違法、不正にあたる行為
6.著作権の侵害
7.他人の個人情報や秘密情報に関する投稿