- ブランドを立ち上げ、自社商品を販売していきたい。
- 激戦を繰り広げるECモールの中で、パッケージ・ラベルでの差別化をしたい。
- 商品には自信があるが、商品の良さや魅力を伝えきれていない。
- オンラインショップを立ち上げ、自社商品を販売しているがうまく行っていない。
このような悩みを抱えていないでしょうか?
商品パッケージのデザインを含めたブランディングとマーケティング戦略を行うことで現在のお悩みが解消できます。本記事では、成功事例を交えてパッケージ制作に関するノウハウを解説していきます。
デザインラボでは、クライアント様に寄り添い丁寧にご提案いたします。現在、企業様の抱えているお悩みを「無料にて相談できる」サービスを実施しています。もちろん正式依頼でなく相談のみでも大丈夫です!
目次
パッケージ制作で気をつけるポイント
新ブランドの立ち上げ。DtoCの取り組み。はじめて自社オリジナルの商品を直接販売する方など。注意していただきたいポイントを紹介します。これからパッケージ制作を考えている会社様は、ぜひ参考にしてください。
商品パッケージやダンボールなどの梱包材を保管する場所
よくある落とし穴としては、化粧箱であるパッケージデザインやイメージにばかり目が行き過ぎて、納品サイズの確認をしていなかったという話があります。いざパッケージ納品の際に大量の商品が届き、保管場所に困るというケースがあります。
見た目がカッコいいから複雑な形状に。組み立てるのが面倒だから完成状態で納品で。単価が安くなるから大ロットで。など。
このように後のことを何も考えずにパッケージを発注してしまい、予想以上の納品量に保管場所がないというトラブルが発生します。
まずは保管場所の面積・高さ・搬入口の間口などを確認しましょう。その上で「コンパクトに折りたためる設計のパッケージになっているか?」や「ロット数」を決めましょう。
配送までにかかる梱包作業などの手間
注文内容確認。注文書(納品書)の出力。お客様データ管理。パッケージを組み立てて商品を入れる。ダンボールに商品を入れ、封筒に入れた注文書とともに緩衝材で保護。ガムテープで蓋を閉じ、送り状を貼る。そして発送。
上記のように商品の発送準備は意外と工程が多いです。発送手順になれるまで、時間もかかり手間に感じてしまいます。ですので、極力工程を少なくするためにパッケージは組み立てパーツが少ないものが望ましいです。さらに組み立ても複雑でない簡単なものをおすすめします。
また、ラッピングサービスの提供も気をつけるポイントがあります。包装紙で包んだり、のし紙・メッセージカードの準備などの手間とコストが発生します。サービスを提供するかは、十分に検討してください。
まずは同じサイズ・仕様のサンプルを用意して、梱包作業のシミュレーションし課題・問題点を探すことで工程を修正し、最適な手順を見つけましょう。
パッケージと梱包材や送料などのコスト
特にオンラインショップでは、パッケージを含む商品以外にもコストがかかります。値付け(販売価格)に気をつけてください。
送料込みの場合は、送料。送品発送準備では、ダンボール・ガムテープ・緩衝剤・注文書(納品書)・ご利用ガイド・封筒など。ギフト対応をしている場合は、包装・のし紙・シール・メッセージカードなど。
またWeb広告を予定しているのであれば、広告費・運用費など。販売から納品までにかかるコストが意外と大きくありますので、気をつけてください。
ダンボールサイズ
商品発送用の梱包ダンボールのサイズを確認してください。60・80・100・120・140・160サイズなどがあります。
日本郵便は60サイズで810円、80サイズで1,030円の送料がかかります。(差出地とお届け先が東京の場合)注目点は60サイズと80サイズの料金の差が210円もあるということです。
梱包用ダンボールのサイズを確認せずパッケージを作った。そのために60サイズに収まるはずの商品が、80サイズで発送しなければならなくなった。ということも起こりえます。
ですので、パッケージデザイン制作ではサイズ確認がとても重要です。化粧箱であるパッケージと梱包用ダンボールのサイズを確認しで進めましょう。
パッケージ制作のご依頼事例
パッケージと商品ブランディングのご依頼事例として株式会社マインド様をご紹介します。株式会社マインド様は石窯パン工房Pan De KOKOを運営する会社様です。
ご依頼内容は、ラスクをオンラインショップで贈答用として販売するため、ネーミング・ロゴ・パッケージ制作を一式デザインして欲しいというものでした。そして、オンラインショップ販売開始までをサポートして欲しいとのことでした。
商品の価値と顧客ターゲット
まずは商品に関しての情報をお聞きしました。商品であるラスクは、フランスパンの一種であるパン・ド・カンパーニュを使用。余ったパンをラスクにするのではなくラスク専用で焼き上げる。パンを石窯で焼き、その日のうちにラスクにまで仕上げる。というこだわり商品でした。
デザインラボではパッケージのデザイン作成をする前に、実際の商品を試食します。実際に試食することで商品自体の魅力・価値を探すことからはじめます。
そして試食と商品調査の結果、商品であるラスクの価値を見つけました。その価値は「だれかに教えたくなる、食べたことのないラスク」です。また、その価値をそのまま核(コンセプト)に据えました。
そして、そのコンセプトをブランドへと表現に落とし込む作業へ進めました。
また、この商品を購入するお客様像を以下のように考えました。
- 高価なものではなく、もらった側も気兼ねしない、ちょっとした贈り物。
- 形に残るものは好みがあるので、形に残らず消費される物。
- 2,000円代で探していて価格以上に見えるもの。価格が、贈る人にばれにくいもの。
- 誰もが知っているものではなく、食べたことのない、珍しいもの。
- もらった人も他の誰かにあげたくなる、喜んでもらえそうなもの。
以上のコンセプトと顧客ターゲットを軸にネーミング・ロゴデザインなどを開発。そして全体のブランドトーン設計を行いました。また販売チャネルをECモールとし、サイトページとコンテンツ作成までサポート致しました。
パッケージ制作デザイン例
パッケージデザインは、ラスクの形状が他にないユニークなものだったのでシンプルに。化粧箱には無地の風合いのある用紙を採用。商品写真を象徴的に使用し写真が引き立つようレイアウトしました。
またロゴ部分は金の箔押しを採用。ギフト向けにふさわしく、贈って気持ちよく、もらってうれしくなるものに仕上げました。
Client : 株式会社マインド 様
Contents : Rusk de KOKO
Media : 商品パッケージ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/pandekoko/
商品パッケージ制作以外のサポートも可能
パッケージ以外のツール作成が可能です。同一コンセプト・デザイントーンにてブランドイメージ統一がおすすめです。
デザインラボには経験豊富なアートディレクターやデザイナーが在籍しています。店内POPやポスター・チラシ・パンフレットデザイン。ウェブサイト・ECサイトなどブランディングの観点で、ご要望を叶える広告宣伝・販売促進をご提案いたします。
また、オリジナルのイラスト作成やプロのカメラマンやスタイリストによる撮影なども可能です。
気になる制作料金・作成費用
「クオリティは理解したけど価格は?」と心配のお声をいただきます。デザインラボでは、企画・デザイン・印刷・加工の内製化により適正価格でご提供!ご安心ください。もちろん見積もりは無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
また、その他のデザイン実績がご覧になりたい方。予算が不安がある方・デザインや印刷の依頼が初めてでどうしていいかわからない方。依頼できるかわからないけど、とりあえず軽く相談。なども大歓迎です!経験豊富な担当者が丁寧にご対応いたします。